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有象無象ディメンション

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2019年4/26~5/4 九州一周の旅

今回ちょっとボリューム多くなるので、簡潔に書いていく。


・4/26

この日は終始バタバタしていた。というのも、仕事の段取りが決まらなかったから。
前日27日と30日に仕事をするという話が出てきてガックリしていたのだが、天候やら現場のなんやかやで昼頃一旦取りやめに。
28日に父の実家で法事があるとも聞かされたが、こうなっては時間を無駄にできない。

15時半、出発。
とりあえずは下関を目指し、いつものルートで西進。小浜のマクドナルドで晩飯、ドラッグストアで買い出しをして、その後は寄り道もせず真っ直ぐ進む。
鳥取の道の駅きなんせ岩美で車中泊。トイレにやけにタバコの火を消した跡があり、これ器物破損で訴えていいんじゃね?と思う。


・4/27

道の駅併設のコンビニでおにぎり2個の朝食。島根県出雲で走行距離が500キロを越えていたので早めの給油。
浜田のゆめタウン、ここに来るのは6年ぶり。うどんの更科で昼食、カツ丼780円。ネギ、玉ねぎ、卵の有無が選択できる珍しい店で、卵は抜いてもよかったように思う。書店で暇つぶし用の本を買う。

15時半ごろ、関門トンネルを抜ける。まだ連休初日なので、そこまでの混雑はなかった。

まずは、毎度来ようと思っていたのに来れていなかった関門トンネル人道へ。やけに外人が多く、日本人はまばら。連休初日だからか?外人がこんな所に来ても大して面白くはないだろうに、と思う。あそこは国道にエレベーターがついているから面白いのであって、その意義が理解できない人からすればただの地下トンネルだろう。
一旦下関まで行き、折り返す。トンネル内は若干酸素濃度が高いのか、早足で一気に突っ切っても不思議と息切れがしなかった。

南進、輝泉北九州くさみ温泉、入浴750円。露天風呂で文庫本を読んでいる人がおり、本がふやけないか心配になる。
ウエスト椎田店、ごぼうかき揚げぶっかけ560円。かき揚げがでかくてサクサク、うどんはモチモチで本当にうまい。近所にあったら通いつめるかも。サイドメニューが連休中は休みとのことで、量的に物足りなさが残る。
TRIAL豊前店、食い足りない分を買い出し。値引きのから揚げややけに大きいサンドイッチなど。翌朝用におにぎり2個も買っておく。
道の駅なかつで車中泊。


・4/28

国東半島を一周するつもりでいたが、多分ただ一周するだけになるな…と思い、観光マップにあった耶馬渓へ。
オランダ橋、青の洞門など見るが、正直大したものでもない。オランダ橋はあちこちにある石積みの橋の中で最長というだけだし、青の洞門は昔坊さんが手彫りしたという洞窟がほんの数メートル残っているだけで、観光用に手が入りすぎており見る価値があるとは思えない。競秀峰という山と崖は興味があったが、朝早い時間に一人で山に分け入るのも気が引けて断念。2時間くらいかかりそうだったし…。

ともあれ、本来の目的である別府へ。一昨年断念した地獄めぐりを達成する。
坊主地獄400円、ここは共通券とは無関係。庭園のあちこちで泥がボコボコと湧き上がっており、なかなか不気味。昔大爆発があって寺ごと吹き飛んだから坊主地獄なのだという。沸騰した泥の上に立っている訳で、いつまた爆発しても不思議ではない。

海地獄、地獄めぐりの中心的場所。8時ごろには駐車場もだいぶ混んできていたが、幸い手前で空いていたので滑り込めた。共通券2000円。
海地獄はその名の通り、真っ青な温泉。真新しい観光施設もあり、人気があるのもうなずける。離れた所に赤茶色いのも沸いているが、これは血の池ではないらしい。
温泉まんじゅうをひとつ買おうかと思ったら、ものが小さいのでパック売りしかしていないという。750円。できたては柔らかく、うまい。小さいだけに時間が経つとすぐに乾いてしまうので、一人で買うものではないと思う。

かまど地獄も青い湯が沸いているが、他にも泥が沸いていたり茶色い湯も沸いていて、ぶっちゃけここ一か所で大体見れてしまう感はある。
温泉ピータンが確か70円。温泉玉子ではなくピータンで、初めて食べたが独特の臭気があり、普通の温泉玉子に比べて別段うまいということはない。柚子醤油ぶっかけてガッと食べた方がいいかも。
土産屋で、湯をかけると絵の女性の着物が消えるという仕掛けのある手拭いが売っていた。アニメ風のものもあったが他に比べて400円ほど高く、いい商売してんなー、とちょっと感心。買っておけば良かったが、あんなものどこに置けというのか。実用する訳にもいかないしな…。

鬼山地獄。緑色の湯がすごい勢いで沸きあがっているが、このメインはあくまでワニ。とにかくワニ。

白池地獄。緑がかった白い湯が沸いているが、泉質は多分鬼山と同じだろう。ここのメインは巨大なピラルク。それと、今となっては別段珍しくもないピラニア。昭和の頃に流行りに乗って飼育を始めたんだろうが、華がない上すっかり誰も興味を持っていない。というか、鬼山でも白池でも、ほとんど誰も湯の方に興味持っていないのが笑えた。

戻って鬼石坊主地獄、ここは最初に行った坊主地獄とは別物ということになっており、成分が若干薄いのかさらっとしている感じ。ある意味ここが一番独特かもしれない。

バスの時間や場所がよくわからなかったので、車で血の池地獄へ。10時前だとまだ辛うじて道も空いていた。
血の池は赤褐色で、これまで見てきた茶色の湯とは若干違うようにも見える。割とそれだけだが。温泉の泥を使った軟膏が特産らしいが、値段がなかなかなので見送った。薬効はともかく、医学的根拠がどれほどあるのか。保湿くらいじゃないか?

すぐ隣に龍巻地獄。さっき噴出が終わった所と言われ、ここは血の池より先に来るべきとわかった。先にこっちで後どれくらい待つか聞いて、その間に血の池を見物すればよかったのだ。
ベンチに座って30分ほどじっと待つ。親子連れの子供がスイッチでスマブラをやっている。すぐ後ろの民家ではおばあさんが庭の草むしりをしていた。鬼の着ぐるみが2体出てきてコミカルに動く。片方が座り込んでサボる。
にわかに煙が上がり出し、噴出がはじまる。噴出して石積みの覆いにぶつかる。覆いがなければ30mほどまで噴き上がるのだという。何故それを見せないのか。バカじゃねえのか。湯量的にはそこまで噴き上がるようにはとても見えないのだが。

血の池の隣にあるレストランで昼食。血の池バーガー1000円、だんご汁900円。バーガーはそれなりのサイズ、ハンバーグではなく牛肉が挟まっているが、味的には小さくまとまっておりこれといって語るべきものがない。
だんご汁は見た目はほうとうに似ているが、食感はだいぶ違って柔らかい。本当にだんごを麺状にした感じ。椎茸の香りがかなり強いが、付属の柚子胡椒を入れたら全部持っていかれた。椎茸が苦手でないなら、入れない方が絶対うまい。ほうとうと違って味噌は塩辛くないし甘いカボチャもなく、味の振れ幅が小さくてあまり印象に残らなかった。
もちろん両者とも普通にうまいのだが、あくまで普通という感じである。

すぐ近くにアフリカンサファリという動物園があり、迷ったが行ってみる事にした。が、道中混雑がひどく断念、高千穂に向かう。
高千穂神社もかなり混雑していた。参拝を済ませて、徒歩で高千穂峡へ。だいぶ時間も遅くなってきていたが、混んでいた。肉巻きおにぎりチーズ350円、まあそんなもんでしょ、という味。チーズは要らなかったかも。天候が怪しくなっており、戻りもあるので早足でさっさと歩き抜ける。西まで歩いたところで、そのまま川沿いに進んで神社に出るという歩道を発見、進んでみる事に。
わかってはいたが、延々続く登りがキツい。ほとんど人も歩いていない。完全に息を切らし、汗をだくだく流しながらもどうにか抜けると、高千穂神社の裏手に出た。道理で登りが続くはずだよ!

高千穂温泉、500円。ついでにひげそりも買う。50円。ひげそりは車の中にあったのだが、足が疲れて取りに戻るのが面倒だったので。ロッカーは100円が返らない仕様。
浴場はあまり印象に残っていないのだが、露天風呂が寝湯だったのはここだっけ?間に一応座って入れる部分もあるのだが、なんとなく落ち着かない所だった。

ジョイフル高千穂店、唐揚げ定食にドリンクバーで計752円。定食のボリュームは充分、ドリンクバーをつけてもこの値段は破格過ぎる。コスパと利便性を考えたら九州旅はジョイフル一択になってしまうので、以後ジョイフルは封印。地元にも一応あるしな。

東進し宮崎に出る。ここらで走行1000キロを越えたので給油。
宮崎県はそのまま素通り、とりあえず南下し、道の駅田野で車中泊。結構な山中なのだが、途中にハーレー宮崎店があってビビる。何故あんな所に店を構えてしまったのか。客は来るのか。そして電飾して割に合うのか。


・4/29

来た時には車が一台も止まっていなかった田野だが、起きた頃には駐車場がほぼ埋まっていた。いつの間に。俺が着いたのだって結構遅かったのになあ。山中で他に誰もいないと不安になるからだろうか?

宮崎は大雨の予報で、鹿児島に抜ければ多少マシとの事。シラス台地は大雨で崩れやすいとの話でどうしようか迷ったが、結局南下して佐多岬へ向かう。
コンビニでおにぎり2個。

佐多岬は一昨年来た時には工事中だったが、工事はもうすっかり終わっていた。ただし今回は暴風雨。傘がもっていかれてしまうので雨は我慢、新しくできた展望台へ。当然景色を楽しむ余裕はない。とりあえず行けるところは全部行っておく。
風景を撮影していた男性の、カメラを乗せた三脚がブッ倒れていた。レンズの側から倒れていたので、あれはダメになったかもなあ。
遊歩道をぐるり歩くとなぜか異常に汗をかいており、気持ちが悪かったので風呂へ。

南大隅町ねじめ温泉ネッピー館、入浴330円と安いがロッカーは100円が返らない仕様だし半分近く壊れている。浴場は広いが洗い場の数がものすごい、ざっと30はありそう。だからかボディソープやシャンプーは置かれていない。
露天風呂も広い…かと思いきや、大きいのはぬるい温水のウォーキングプールがあるからで、ゆっくり入れる露天風呂は4~5人入れば一杯という大きさのがひとつ。どうにもバランスが悪い、変な所だった。

北上、道の駅たるみずはまびらで昼食にする。レストランは行列で入れないが2階カフェはまだ空いていた。が、フードメニューが少ない上にどうも割高感。パスタと紅茶でセット価格1150円、値段の割に全然腹が膨れない。そりゃそうか。
物産館の方でイベント、カンパチ漬け丼というのがやっていて、700円。ごく小さいパックの丼だが、漬けカンパチがめちゃくちゃうまい。とろける。あっという間に食べてしまった。

鹿児島市方面はかなりの混雑。それもそのはずで、鹿児島市はかなり栄えている。こんな僻地に何故と思ったが、僻地だからこそ人が外へ出られずに栄えるのかも。
鹿児島市内のスーパー、サンキューで休憩。刺身用国産種鶏ムネあぶり、というのを買う。要は鶏肉のタタキで、表面だけ炙った鶏肉なのだが、これが安くてうまい。当時100グラム113円、外側は塩コショウでピリッと香ばしく、中はプリプリ。これマジでヤバイ。どうも鹿児島市周辺でしか売っていないみたいなのだが、これ買うためだけに鹿児島に行くのもアリだし、いっそ住むのもアリだと思う。それくらい旨い。以後スーパー寄るたびにまず精肉コーナー見に行くくらいにはハマったが、ついぞ売っているのを見ることはなかった。鹿児島行く人は絶対買うべき。

指宿市に入りとりあえずコインランドリーで洗濯。あまり量もないのにでかいドラム式洗濯機を使ってしまう痛恨のミス。普段コインランドリー使わないからなあ。値段も倍は違う。
小一時間ほどぼんやり待機。これで混雑も少しは収まると思ったのだが…。

指宿こころの湯600円。駐車場はほぼ満車、辛うじて滑り込めた。しかし中に入ってみるとかなり広く、露天風呂にはテレビもついていて、かなりのんびりする事ができた。ただ食堂の方は混雑しており断念。
晩飯はコンビニでカップ麺。お楽しみはこの後で。

道の駅山川港で車中泊。スーパーで買っておいた総菜で小宴会。先の鶏タタキとピリ辛砂肝が実にうまい。
しかし隣に声のうるさい老夫婦が車を止めて、22時過ぎまでぎゃあぎゃあわめくのでつくづく閉口した。


・4/30

調べてみると、有名な砂蒸しは夏場限定らしい。ちょっと残念だが、そのためにわざわざまたここまで来る気にはならない。
コンビニでおにぎり2個。
一昨年の心残り、長崎鼻へ。雨はパラつく程度だが雲が低く、だいぶ怪しい。景観が売りなのに楽しめないのは残念。ここの竜宮神社は確か涅槃城と一対だったはずで、別段歴史もなくケバケバしい。開聞岳の存在感がすごい。
海岸沿いを西へ進んでいく。

番所鼻、ここも優れた景観が見どころなのだが、強まる雨に波も高くなってきており、『海の池』を一周しようとしたものの波を浴びそうになったので慌てて引き返した。

この辺りの山々はあちこち切り立ってなかなか面白く興味をそそられたが、天候がますます悪化していくのでとてものんびり見物していられなかった。
国道226号線を進んでいくが、まあ正直言ってこれは完全に無駄だった。天候の問題もあったが、とにかく何もないのだ。道中『杜氏の里』という観光施設っぽいものもあったが、開館時間を過ぎているのに駐車場に従業員のものと思しき車しか止まっていないし、そもそも対向車も後続車も来ないので、まあ人がここまで来ないのだろう。俺自身も焼酎には興味がないし、土産に買って帰るにも割れ物は荷物になるので困るしでスルー。

道中ずっとFMを聴いているのだが、鹿児島の番組はリクエスト曲を冒頭1分くらい流すとすぐにCMに入ってしまう。これがまあ聞いていて気持ちが悪いというか、それならリクエスト募集すんなよって感じが…。

南さつま市のSC、PICOで休憩、昼食。スーパーで適当に買った総菜を適当に腹に収める。リョーユーパンのしっとりサンドが個人的にヒット。半分に切った食パンで、ホイップクリームとチョコ味のスポンジを挟んだもの。確かにしっとりした食感で甘すぎず、デザートに最適。これは九州なら比較的どこでも手に入るっぽいので、見かけたら買って損はない。
100均で歯間ブラシと小物入れを買う。

この辺りで走行距離が1560キロほどになっていたので給油。今回は大体500キロくらいで給油していった。超大型連休で、休業しているGSもちらほらある。給油したいときに給油できない可能性もあったので、早め早めに。

熊本県を北上。寄りたい所もない上に時間的に遅くなってきたのでどんどん通過していく。熊本市は案の定混雑。
道の駅竜北で休憩。プチお好み焼き150円、これがプチという割にでかい、そして重い。普通よりやや薄めのお好み焼きを半分に折り畳んだようなもので、もちろんうまい。ドリンクバーが+100円だし、知ってればプチお好み焼き2個とドリンクバー、計400円で一食済ませられるレベル。超オススメ。
ただ俺は、ソフトクリームが食べたかったんだな。結果、まず山盛りのソフトクリーム300円をガッツリ食べてからプチお好み焼きを食べ、炭酸を2杯飲むというちぐはぐな形に。満足度は高い。

通り道に一昨年行った温泉施設があるのでそこに行こうかとも思ったのだが、せっかくなので別のところへ。平山温泉華の番台、500円。今やってる大河ドラマの主人公ゆかりの土地らしくそれなりに混雑していたが、ここはかなりの穴場だった。
アジアンテイストとやらでなかなか異国情緒あふれる雰囲気なのだが、それ以上に泉質がなかなかで、強烈な硫黄臭、そして皮膚の溶けていく感覚がすごい。特にシャワーで成分が強いようだ。
美肌の湯ということで保湿効果も強いようだが、上がる際には成分をちゃんと洗い流しておかないと、後でヒリヒリする。

八女ゆめタウンで晩飯、スーパーで半額パン2つ。それとからあげ専門店で200グラム。時間が遅いためそのくらいしか無かった。車の中でもそもそと食べる。腹は膨れるが、わびしい。
今回かなりスーパーでの買い物が多いが、理由は無論、鶏タタキを探しているため。まあ売ってないよね…。

道の駅おおきで車中泊。平成はこの日で終わり、翌日から令和だというので色々考えるが、実感がわかない。
身障者用駐車スペースにハイエースが停まっている。お前を身障者にしてやろうか。

・5/1

令和元年。コンビニでおにぎり2個。今回やけに狸の轢死体をよく見るが、生きている狸は一度も見ていない。
佐賀を素通りして長崎ペンギン水族館へ。直前のコンビニで唐揚げ棒と野菜ジュース。基本的に野菜が足りていない。

ペンギン水族館、大人510円。ついでにJAF割が利いて460円。安い!ただ、施設としてはとても小さい。国内最多の9種類とは言うが、キング、ジェンツー、マカロニ、イワトビ、ケープ、マゼラン、フンボルトと、割と他所で見られる品種ばかり。ヒゲとコガタはレアだが、そのためにわざわざ来る所でもない感じだ。昔は日本で唯一のコウテイもいたらしいが…。
他に何種類か魚類も飼育されているが、ブラー・ブック以外はあまり注目されていない。
フードコーナーでパニーニ・カプレーゼ400円。保温機に入ってるのがそのまま出されるのかと思ったら、カリカリに焼かれて出てくる。これがかなりうまくてオススメなのだが、梱包が過剰過ぎる。インスタ映えはすると思う。
駐車料金300円。

この日は午前中の間妙に腹が減っていた。水族館を出てバイオパークを目指すが、道中長崎市リンガーハットでちゃんぽん麺2倍、604円。長崎に来たからにはちゃんぽん、それはいいんだがチェーン店かよ!みたいな。まあ北陸に来て8番らーめんに入るようなものだから、地元の味にはちがいない。麺2倍でも値段が変わらないのは良いよね…福井には無いけど…。

バイオパーク、臨時駐車場は新西海自動車学校構内。というかコース上。この自動車学校、教習車はコース脇に並んでるし、建物は平屋で教室には外から入るという、立地のせいかなかなか切羽詰まった構造をしており面白い。コース自体は広く取られており、たまにある「こんな狭いコースでどうやって教習を?」みたいな所は是非見習って欲しい。どうでもいいが。

バイオパーク1700円。客が多すぎ、子供が暴れすぎで動物が混乱している。
ふれあいコーナーのマーラが、エサも食わずにひたすら人間から逃げる。脱走してきたミーアキャットがその辺の岩陰に縄張りをつくっている。アライグマが投与されるエサにまるで見向きもしない。ネズミがどこからか走ってきて、アメリカビーバーの池に投身自殺した。頭のおかしい女がミーアキャットを掴み上げてゲラゲラ笑っていた。
俺はコモンリスザルに小便をひっかけられた。カオス。
姪っ子のためにカピバラの抱き枕を買う。結構な大きさだが2500円程度と安い。そして嵩張る…。

少々ゲンナリしつつも、次は佐世保へ。去年の心残り、佐世保バーガーを食べる。
佐世保バーガー名店ヒカリは30分待ち。注文し港の方をぶらぶら歩く。戻ってみると、数十秒後に自分の番号が呼ばれた。奇跡的ナイスタイミング。スペシャルバーガー650円、具材は比較的普通でよくできたバランスのいいハンバーガーなのだが、チーズがスライスではなくブロックのカットで、存在感がものすごい。チーズの部分を口に含めば強烈なチーズバーガー、そうでない所はカッチリとしたハンバーガーで、この発想はコロンブスの卵と思った。カリッと焼いてあるベーコンも食感にインパクトがあり、見事。これ食うためだけに佐世保に来た甲斐はあったと思う。駐車料金100円。

ハンバーガーを食えたので、国道204号線を北上、佐賀へ。道中、鹿町温泉やすらぎ館、入浴620円。値段の割になにもかも狭い。露天風呂も無い。やすらがない。

佐賀県伊万里市に入ったところで走行距離が2150キロを越えたので給油。付近のスーパーで半額総菜を買い、この日も車中でわびしい晩飯。しっとりサンドも半額だが、癒される。ここまで裏テーマのわらすぼを探していたが、とうとう見つからなかった。

ドライブイン鳥は20時半を回っても満車の様子、横目に通り過ぎる。

道の駅伊万里で車中泊。ここのトイレ推しは何なんだろう?


・5/2

いつもの朝食をとらず、封を切っていた小分けの菓子を片付けつつ大宰府へ向かう。

駐車500円。梅ヶ枝餅120円。駐車場はまだ全然空いていたが、太宰府天満宮は既に混雑。
菅公歴史館400円、菅原道真に関する品物を集めているとの事だが、福井の天神様は無し。道真が派手に祟ったから慌てて祀った旨はどこにも書かれていない。そりゃ書けないか。
大宰府天満宮宝物殿500円、これといって見るものは無いが、新元号『令和』の聖地がここだそうで。割とそれだけ。

で、大本命。九州国立博物館、特別展1600円。いやー、ここ凄いわ。まず建物から凄い。特別展の仏像も凄いが、美術館がらみで仕事したこともある俺から見ると、まずあのパーテーションやら組むのがとんでもない話。一段上がった所から写真撮らせるって、その台組むだけで一体どれだけ資材使ったの!?というレベル。紙貼るのも大変だったろうなー…。
仏像も重文クラスを囲いもなしにずらり並べてみせて、半分朽ちたようなものもあるのに、これ運ぶのも安定させるのもほんと大変だったろうなー、さすがに国立は凄い仕事するなー、とひたすら感嘆しきり。いや当然仏像も素晴らしかったですよ?
常設展の方もなかなかの品ぞろえではあったが、終いにはもう集中力と体力がもたなかった。体の凝りがひどく、軽く頭痛。

気が付けば昼を回っていたので、とりあえず外へ。当然、嫌になるほどの大混雑になっていた。南京玉すだれの大道芸を見たが、ぶっちゃけ既知のものばかりで語る事が何もない。大道芸の割には芸がなさすぎやしないか?
人混みを全力で歩きぬける。そそくさと駐車場を出て、一路関門トンネルへ。最後の九州メシは決めてある。

おべんとうのヒライ、チャーシューメン600円+替え玉100円。飯屋はどこも混んでいるが、にわか観光客はヒライを知らない!
福岡だからと豚骨ラーメンでガッツリいったが、総菜が食べられなかったので替え玉はいらなかったな。

関門トンネル周辺は大渋滞。九州を抜けるのは15時くらいになるかと思っていたが、数キロにわたる渋滞のせいで16時を過ぎていた。ほんとマジで、関門トンネルはETCを導入すべきだと思う。あの辺で生活するのは大変だろうなあ…。
下関に抜けるとすっかり空いていたので、ずんずん進む。不思議と「帰ってきた」感。家には全然遠いし、特に馴染みもないのだが…。トンネル効果か。

道の駅津和野、入浴JAF割490円。空いていたのでゆっくり入る。レストランで唐揚げ定食1000円。価格改定の煽りか、俺が最も愛したカツ丼こと来ら丼はメニューから消えていた。
九州での目的はほぼ全て達成できたので、俺は今後、車で九州へ行く事はもう無いだろう。なので必然的に、津和野を訪れることもなくなる。初めて津和野に来た時、来ら丼に感動し、温泉施設の充実に癒された。もう6年も前の事である。以来、九州へ行く度に立ち寄ってきた。計5回ほどになるか。たった5回だが、旅の途中に立ち寄る場所としては絶対的な、馴染みの場所になっていた。
去年、はじめて津和野散策をして、最後の来ら丼を食べた。あれで義理を果たしたと思うほかない。

この日はここで車中泊。頭痛を抑えるため風邪薬を飲んで、早めに寝た。


・5/3

朝方は冷えたが、布団を重ねていたので体を冷やさずに済んだ。
朝食は自販機のうどん、350円。決して出来の良い食べ物ではないが、何故だか妙に旨い。これも食べ収めである。
益田TRIALで水の補給をするつもりだったが、目の前で焼き鳥が出てきたのでうっかり買ってしまった。ぼんじりと砂肝、それぞれ一本59円。なにも早朝からこんなもん食わんでも…。

島根県立しまね海洋館アクアス、大人1540円と水族館としてはやや安め。展示内容はなかなか充実しており、その中でも一時間おきに開催される、ここだけでしか見られないシロイルカのショーが素晴らしい。ショーの内容がどうこうよりも、シロイルカに明確に知性と意思を感じさせるんだよな。ただの愛玩動物ではない、れっきとした知的生命体だと理解させてくれる。
ただここ、連休だとかなり異常な混雑をするみたいなので、行くなら時期をずらした方がいいかも。

イオン大田内フードコートで昼飯、からあげ定食853円。今回ほんと唐揚げばっかり食べている。唐揚げにはハズレがないが、コスパ的にはジョイフルが最強過ぎてなあ。野菜しっかり採れるのもポイントで、大体キャベツの千切りとレモンひとかけがついてくるのも助かる。

出雲市で最終給油。ここまで来れば残りは450キロ程度なので、入れておけば間違いない。
ここまでは国道9号線も快調、17時頃には鳥取も抜けて兵庫に入り、日付が変わる前に帰宅できるな…。
そう思っていた時期が俺にもありました。

鳥取から先、大渋滞。まず米子西で山陰道に乗ろうとした時点で流れが止まっている。これはヤバイと判断し即座に下へ。
下道はとりあえず流れてはいるものの、信号も多くペースが上がらない。どっちみち9号線は途中から山陰道と合流せざるを得ず、そこでも渋滞。
時折詰まりながらもノロノロと進むが、結局止まってしまう。とりあえず流れてはいるのに全然進まない。その原因がさっぱりわからない。
前が詰まっているので山陰道を降りて回り道をしても、結局合流で詰まる。どう足掻いても渋滞。気が付けば18時を回っていたので、一旦渋滞を離れて風呂に入っておく事に。

宝喜温泉館、入浴420円。ここは露天風呂かと思いきやそこそこ大きい温水プールが設置されている、かなり謎な施設。休憩室や食堂はないのが残念なところで、あまり時間を潰せない。

それでも30分ほどは時間をずらせたのでどうかと思い戻ってみると、まるで状況が変わっていない。
そこから道の駅白兎まではこれまでも比較的渋滞しやすい地点ではあったのだが、道の駅の営業時間は過ぎており、出入りが問題ではないだろう。では何が問題なのか?
晩飯代わりに買い置きしてあったスナック菓子を食べ、おとなしく渋滞に従う。

結果、原因は事故。横を通過した時点でもまだ処理が終わっていなかったので、道の駅渋滞で詰まっているところに事故が発生したせいで処理が遅れ、更に渋滞が悪化したのだろう。
今回の旅では毎日のように事故った車を見てきたが、ここまで露骨に影響を及ぼしてきたのはこれが最初で最後だった。とかく鳥取の道は貧弱過ぎるのだ。

結局、鳥取を抜けたのは19時半過ぎである。鳥取に入ったのが15時半だったのを考えれば、通常1時間半で抜けられるところを4時間かかってしまった。
しかし以後は流れもよく、というか渋滞でのロスを取り戻すかのように周囲の車が飛ばすので、そのペースに飲まれて21時前には兵庫県を抜ける。途中コンビニで軽めの夜食、メンチカツバーガーとモンエナの化学変化で胃がパンパンに。
1時間半ほどで京都も抜け、22時半には福井県に入る。ここまで異様なペースだが、信号がほとんど青か点滅でやけにスムーズだったのも大きい。

道の駅高浜でトイレ休憩。車から降りるとまっすぐ歩けない。眠気は無いが体力がかなり削られていた。慎重な運転を心がける。
1時間後、腹の張りが少し収まってきたので、コンビニで辛いカップ麺を食べる。目のピントが合わなくなってきた。

また1時間後、残り30キロ。コンビニでチロルチョコとミニサイズのスニッカーズを買う。脳に糖分を補給すると、思考が一気にクリアになった。
目のピントは合いにくいが、集中するとカチッとくる。その時気付いたが、視力が上がっているようだ。夜間だから光の拡散がなく、対象物がよりはっきりと見えるからかもしれない。認識とは視力ではなく解像度なんだなあ、と実感する。


・5/4

午前1時半、帰宅。車内の片付けやら何やらを全部後回しにして、とりあえず寝た。


・総括

総走行距離3120㎞、総使用金額75000円。実質8日間の旅としては、とりあえずこんなものだろう。
今回の目的は九州一周、個別目標として関門トンネル人道、別府地獄めぐり、指宿、佐世保バーガーを掲げて全て達成。これまでに抱えてきた課題を全て消化したので、九州に対する執着がなくなった。
高千穂神社・高千穂峡、佐多岬、バイオパークなども再訪し、ペンギン水族館、大宰府といった有力観光地も履修。島根アクアスも満足感のある寄り道といえる。
食に関してもスーパーを重点的に回りその土地の食べ物を知りつつ、昼は豪勢に、夜は抑えることで出費も抑えた。
結果だけ見れば充分納得のいく内容だが、半面、悪天候のために「ただ行っただけ」になった場所もあり、消化不足感は否めない。
熊本と佐賀についてはただ通過しただけでもあり、29、30両日がこれといって感慨のない移動で終わってしまったのは慙愧の極みでもある。が、時間的制約もあり割り切るしかない。29日を丸1日待機に費やすべきだったか、と思いもする。

しかし、ひとまずはこれで終わりとする。
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  1. 2019/05/05(日) 10:15:37|
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