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ヒーローの善と悪

アメコミヒーローなどと比べるまでもなく、日本のヒーローは幼稚だ。
子供向けすぎるデザイン云々もそうだが、最も大きな差は「敵役」にある。

日本のヒーローが相手にしているのは、多くの場合「敵」である。そう、どこまでいっても誰にとっても「敵」でしかないのだ。
いかにも敵然とした敵がこれといった理由もなく日本だけを標的にして、悪い事だけをする。これは紛れもなく日本人全体にとっての敵であり、それを倒す者は問答無用のヒーローという訳だ。

それを悪いとはいわない。そもそも良いか悪いかを議論するレベルにすらないからだ。自衛は誰にとっても当然必要な事なのだから、人間を代表して自衛の戦いをする者はヒーローであって然るべきだし、そこに良いも悪いもない。だって自衛しなきゃ死んじゃうもんな。
そんな戦いは、ヒーローでなくとも誰にでもできるのだ。ただ、強いか弱いかという違いでしかない。

もしヒーローのいる国が他国と戦争を始めたら、どうなる?仮面ライダーやウルトラマンはどうする?
キャプテンアメリカは、後世において憎まれ役となる程の愛国者になって、日本やその他の国の超人を相手に戦った。
日本にだって他国を相手に戦ったヒーローはいたが、彼らの姿は今はない。
「我々の知っているヒーロー」は、果たして誰にとってのヒーローなのか?

例えばの話。

悪の秘密結社を相手に戦い続けてきた、国内で最も有名なヒーローがいる。ヒーローの目的は人々を誘拐して改造人間にしてしまう秘密結社を壊滅させる事だ。
ところがある時、国家間の戦争が勃発する。ヒーローは人々を守ろうとするが、戦場に出れば人間を相手に戦わなければならなくなるため、人々の期待と自らの正義との間に板挟みになって身動きが取れない。
そうこうしている内に、悪の秘密結社は志願者を改造人間にする事で戦争を有利にし、一躍国家の救世主に躍り出る。

こうなれば、ヒーローは自らの正義を封印して戦争が終わるまで姿をくらませるか、自らの正義のためにテロリストになるしかない。
あくまで自国だけのためにヒーローをやっていれば、自らの地位と正義は保ちつつ目的を追う事もできたろう。だがそれは、他国の人々や主義主張を悪として断定するという事だ。

シリーズものや集団であれば、ここで必ず仲間割れが起きる訳だ。それこそが「正義とは、善悪とは何か」という問題なのである。
見てる側からすれば、そんな諍いは当然見たくない訳だが…。

誰も見たくないだろうから、見せない。そういう優しさを幼稚だと呼ぶのなら、まあ幼稚でもいいのかな、と思いもする。
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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2017/03/21(火) 20:02:59|
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