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温泉素泊まりに憑りつかれた俺

来月頭の2連休に温泉素泊まりの予約を入れているのだが、このところ精神的肉体的にだいぶくたびれている事もあり、どうしても素泊まり欲が抑えきれなくなって、急遽今週末に新しく予約を入れた。

疲れた時にはやはり温泉、そして何もせずダラダラと寝転がるのが一番なのである。いつもの部屋ではいつも通りにリラックスできるのだが、どうしてもいつも以上の回復はのぞめない。自室には余計な情報が山ほどあるし、ここにいるとどうしても日常に追われている感覚がのこるからだ。
その点温泉宿は、部屋にテレビと布団しかない。暇つぶしをしようにも普段見ないテレビを見るか、スマホを弄るくらいしか時間をつぶす方法がない。
好きな時に何度でも温泉に入り、心と体をほぐすことができる。家の風呂でもそれなりに体の疲れは取れるのだが、どうしても気を使わざるを得ない部分があり、心の疲れはとれない。

素泊まりだけを目的に行くというのは、時間や予定に追われることがないので、とても気楽だ。仕事が終わったらぼちぼち向かい、途中で晩飯を食い、買い出しをして、後は朝までダラダラするだけ。
旅館を出たらただ帰るだけ。何も気負わなくていいし、ただ退屈であること以外何も望まない。ほんのちょっとの非日常感があれば十分なのだ。
今年から始めた温泉素泊まりだが、俺にはこういうのが向いているように思える。どうせ中身のない人間だもの。
 
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  1. 2018/10/16(火) 22:32:25|
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ガッタガタやぞ

昨日のソフトボールのおかげで今日は両足・右腕が筋肉痛。こと瞬発力という点ですっかり筋肉が鈍ってしまっていたようだ。
日頃走ることがないからこんなものだ。それでもジョギングくらいなら多分普通にできるだろうが、やはり全力疾走となると年に一度あるかないかだからなあ。

昨夜23時ごろ、部屋の電気を消して布団に入ったところで、ふと現場の寸法を間違っていたかもしれないという可能性に気が付いて、一気に血の気と眠気が引いた。とはいえ手元に図面もなにもないので頭の中に入っていた数字だけを頼りに悶々とするしかなく、お陰で2時ごろまで全く眠れなかった。
眠ったところで現場の夢ばかりみるのだから、俺も随分と単純な人間になったものだと思う。

果たして寸法はやはり間違っていて、とりあえず応急処置をして作業については滞りなく進め、取り返しのつかない状況になるのだけは避けることができた…と思う。気が付かなかったらそれこそヤバい事になっていたので、このタイミングは遅いには違いないが、悪いということはない。…はずだ。

嫌な予感のする現場ではあったのだが、やはりこういう時にミスをしているものなんだなあ…。

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  1. 2018/10/15(月) 18:59:01|
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投げられない走れない

今日は地区の行事で、ソフトボール大会に駆り出された。
各町内毎にチームをつくり、トーナメントの対抗戦をやるのだ。一応強いチームと弱いチームで別枠になっており、うちの町内は現状弱い方に入っている。
で、その弱い方は基本的に人数が集まらないから弱い訳で、今回出場できたのは3チームのみ。その上うちの町内はシードになっていたので、勝っても負けても一試合で終わり、準優勝以上確定である。

俺は小学生のころソフトボールをやっていたが、それ以来ほとんどやっていない。
福井はソフトボールが盛んだった事もあり、昔はうちの町内だけで市の大会などにも出ていたのだが、今では人数が足りなくなったのでチームは消滅してしまっている。
今回は俺を含めてようやく9人。一番若い人でも30代であり、平均年齢は45歳くらいにはなっているだろう。ほとんど経験者とはいえ、現役のプレイヤーは2人程度である。
当然相手も同じようなものなのだが。

結果は大勝だった。相手が連戦で疲れていたというのもあるだろうが、基本的には投手の差だ。
こちらの投手も決して良い球を投げている訳ではないのだが、とりあえず投げ方を知っているのと、山なりにストライクゾーンに放るのが精いっぱいというのとでは、雲泥の差になる。
個人的なところだと、守備はなんとかなるのだが、肩と感覚が鈍っていてボールをうまくまっすぐ投げられない。それと、単純に走るのがつらい。
レフトを守っていたのだが、大人同士なので外野はどうしても深くなる。ボールがよく飛んでくるのでその度に全力ダッシュ。サードやショートの守備範囲でもカバーに入る。当然チェンジの時にも走って移動。
攻撃の際はとりあえず打ててしまうのでダッシュ。実のところ、打者がほぼ二巡した1回裏の攻撃時に、すっかりバテてしまった。
ストップ・アンド・ゴーで疲れるのは当然なのだが、それにしたってものの20分ほどで膝がガクつくとは…。ここまで走れなくなっていたのか、と軽くショックである。

次回があるとすれば来年以降だろうが、ぼちぼちランニングでも始めて足腰を鍛えなおす必要があるなあ…と、痛感させられる一日だった。

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  1. 2018/10/14(日) 21:57:08|
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小説 『あの日見た君の横顔を、絶対に忘れない』

#001 事情
#002 日常
#003 超常
#004 無常
#005 心情
#006 私情
#007 覚醒させるもの
#008 カティル
#009 指示
#010 激怒
#011 『戦闘開始』
#012 家族について・1


続く

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  1. 2018/10/13(土) 20:20:47|
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「あの日見た君の横顔を、絶対に忘れない」#12 家族について・1

自宅に着いたのは20時過ぎだった。玄関を開けて靴を脱ごうとすると、不意にリビングの扉が開いて、母が顔を出した。

「帰ってきたんなら『ただいま』くらい言いなさいよ」
「…『ただいま』」
不貞腐れたように要求された言葉を返すと、彼女は訝しんだ顔で溝口を見、ニヤッと笑った。
「さてはアンタ、女の子に嫌われでもしたんでしょ。張り切りすぎだよ」
想定外の言葉に虚を突かれた溝口は、そこでようやく状況を思い出して、演技としてため息をついてみせた。
「まあ、大体そんなとこだよ。食欲ねーから晩飯はいらねーわ」
「そ。まあ、あんまり気を落とすんじゃないよ」
母はあっけらかんとそう言って、リビングに引っ込んでいった。

自室に戻り、着慣れない服を脱ぎ捨てる。
(見られているかどうかに関わらず、改変された関係性は維持しない訳にもいかない…)
《歪みの影響下にあれば、あらゆる状況が演劇のようなものです。与えられた役割を演じ続けなければなりません》
(そうは言ってもな…。くそ、こっちは台詞の要求がない分やりづらいよな)
《ですが、こうも考えられます。焦点の当たっていない状況で何を間違えても、それが好ましくないものであるならば、改変により修正されるのではないですか?》
(俺以外はな。そう考えりゃ、俺が親父やオフクロを殺したとしても、いずれ生き返ってくる訳だ)
《事件が発覚せず貴方が逮捕されていなければ、そうなるでしょう。しかし、冗談とはいえ面白くはありませんよ》
(どうせ操り人形だろう)
《改変された人格にも自由意志はあります。今一度の説明が必要でしたか?》
(要らん)

いつものTシャツと短パンに着替えて、ベッドに寝転ぶ。手元のスマホを充電器に繋ぎ、テレビをつける。
溝口は普段あまりテレビを見ない。それでも部屋にテレビを置いているのは、階下から聞こえてくる生活音を遮るためだった。
知っているバラエティ番組。知っている芸能人達がVTRに大袈裟なリアクションをし、驚き声のSEが被さってくる。
あまりに中身のない番組だが、今はむしろ余程現実的に見えた。

(…あっちの世界は、改変の事なんて知らねえんだろうな)
《認識できないという点はともかく、現状の歪みはそこまで大きくありません。改変の余波も『登場人物』を中心とした知人までに限られています》
(って事は、向こうはリアルな訳だ。台本やら演出込みでも…)
《ですが、そう遠くない内に改変の影響は及ぶでしょう。大衆の目につく場所ですから》
(…あんまり考えたくねえなあ。テレビが改変を拡散し始めたら、収拾がつかなくなりそうだ)
《場合によっては、影響は地球規模になるでしょう。ですが基本的には、思想や記憶が大きく書き換わるほどの改変は、直接改変によってのみ発生するはずです》
(他の改変が引き金になって世の中が変わっても、個々の認識はある程度残る…か。そういや、そんな事があったな)
《貴方の妹の認識に生じた混乱については把握しています。それを貴方が問題視しているという事も。何故そうなったのか、知りたくはないのですか?》
(…)

溝口は思考を止め、スマホを手に取った。改変の影響でしばらく手を付けていなかったソシャゲアプリを立ち上げ、黙々とスタミナを消化していく。
だがそれは、元々場当たり的な暇つぶしのための手段である。今となっては面白みもなにもなく、現実逃避の役にも立たない不要なノルマになっていた。
舌打ちをしてアプリを閉じ、そのままアンインストールした。やはりこの状況と向き合わない訳にはいかないのだ。

(…くそ。どうせ解ってるんだろ?俺はよくわかんねぇんだよ、正直)
《貴方が家族について考えたくないのはわかります。しかしやはり、この件について知り、考えるべきは貴方自身です》
(それでヒントのつもりか?)
《私が答えを出したところで、貴方がその実感をもつことはないでしょう》
(そりゃ…そうだろうな。今答えを聞き出したところで、それも納得するには時間がかかると思う)
《答えを急ぐ必要はありません。これは正真正銘、貴方自身の問題なのです》
(重要だと思うか?)
《貴方にとっては。違いますか?》
(…きっと、重要なんだろうな。今は全然わかんねーけど)

自分の事がわからないというのは、そのものについての情報や知識が足りていないからであろう。
自分のことだから、わかったつもりになっていた。それはとりもなおさず、身近な人々について思い込みをしていたという事にもなる。
(妹は、状況の変化を僅かでも察知していた。ということは、余波によって変化したのは表面的な部分に過ぎない…)
そう結論付けるにしても、ではその事が何を示しているのか、今の溝口には判断がつかないのだった。

22時になって、だいぶ腹が減ってきていた。昼食から数えれば、実質5時間ほどしか経っていない。
今はこれ以上できる事もなく、早めに眠ることにした。とはいえ突然の改変を恐れれば、緊張して眠れないのはわかっていた。
目を閉じて横になり、永遠とも思える1時間、2時間が過ぎていく。まるっきり、眠り方というものを忘れてしまったかのようだった。

なるべく無心でいようと思っても、とりとめのない思考が去来する。瞼の裏に浮かぶぼんやりとした映像で夢に導入しようと試みても、どうしても心が落ち着かないようだ。
ただただ目を閉じて、時間が過ぎていくのを待っている。いっそ改変が起こって朝になっていた方が、ずっと気楽ではないか?
そんな風にも思えてくる。
カティルは気を使っているのか、あるいは単に溝口の機嫌を損ねないようにしているのかも知れないが、寝ると決めてからは何も言ってこない。その事が、この世界における孤独感を一層強く感じさせるのだった。

結局、眠りについたのは午前1時を回った頃だった。

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2018/10/13(土) 20:19:51|
  2. 小説
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